のだめカンタービレのドラマ第3話を見ました。
内容に触れてますのでまだ見てないかたはご注意を。
今回は気絶したシュトレーゼマンの代わりに千秋がSオケの練習を指揮するところから始まり、千秋がシュトレーゼマンの弟子となりSオケの副指揮を任される、コンバス桜ちゃんの家庭事情、シュトレーゼマンが個人的な妬みからSオケ指導を辞めるため千秋がSオケの正指揮者に、というところまででした。
テーマ的には千秋の変化というか成長ですな。最初あまりにも下手なオケに切れ気味で高圧的なダメだしを続けるんですけど、マエストロがその後に団員をリラックスさせ、生き生きと演奏させるのを見て考えるところがあったようです。指示やダメ出しの際の態度も若干軟化したとこでSオケメンバーの心を掴んだようで。また貧乏でも音楽を学び続けたいという桜に対しても、最初は冷たい態度を取っていましたが最終的には擁護に回っています。金銭的に恵まれている千秋にとってはお金の事情で音楽が続けられなくなるということを考えたことはなかったわけですが、オケにはいろんな人間がそれぞれの事情を抱えながら音楽をやっている、ということを知る機会になったようですね。
でも今回の冒頭のベト7、仮にも音大生オケであの下手さはないわな。一番最初の時のオーボエなんて楽器始めたて1週間目くらいの音なんですけど、あのときだけは役者さんが実際に吹いてるんだろうか。ドラマですから、指揮者による変化を極端に付けたかったんでしょうね。でも一応音大生役なんだしさ...。
それとオーボエとクラのパートを入れ替えて演奏という意地悪をするシーンがあるんですけど、総奏で埋もれてる箇所ならともかく目立つソロのところでやるとはあの2人は馬鹿ですか?これだけは言っておきたい、オーボエとクラが似てるのは外見だけです。音色は全然違います。千秋でなくても気がつきますよあれじゃ。
個人的には、ベートーベンの交響曲、とくに7番みたいなきっちりした曲をやるときは千秋みたいなタイプの指導が合ってる気がしますけどね。例えばドヴォルザークならマエストロみたいなやり方のほうが気持ちいいですけど。僕は7番はやったことないですけど3番ならオーボエ(1st)やったことあります。ちなみにそのときはめちゃめちゃ厳格な鬼指揮者でした。
などと突っ込んでみましたが今回も面白かったなぁ。竹中直人は今回もすごくいい味出してたし、のだめも可愛いわい、化粧が上手すぎな気がしますけどw。細かいところでも面白い小ネタ挟んでるし飽きないですね。次回も楽しみ~。
わかりやすいようにすればああなるんでしょうね。
音大生である設定を考えるといくらなんでも下手すぎですね。
あのオーボエの音は、やり始めて1週間で出るものなんですか…。知らなかった。
ついでに、今夜のNHKに宮本文昭出てましたよ。見ました?