ちはやふる2 第19話、「ゆくへもしらぬ こひのみちかな」。
原作コミックは未読、アニメ第1期は視聴済です。
団体戦決勝、ついに決着。
5人中2人がすでに負けており、残り3戦。
太一が追い上げるさなか千早が理音に勝利し、残り2戦。
最後は2組運命戦に...。
決着は神頼み運だのみの運命戦だったけど、五分五分の運勝負に持ち込むまでの過程に太一の成長が見えました。
運命戦になるにあたってあと1勝さえできればいい富士崎に「札分け」をされていたら瑞沢はほぼ負け確定なわけで、太一と肉まんくんでしっかり「札揃え」をして札分け阻止。札分けの運命戦で北央に負けた経験をしっかり糧にして戦っていたんですよね。他にも立ち上がったり長考したりでうまく時間を使って相手のペースを乱す駆け引きなど、これまでの経験をフル活用しての総決算という感じでした。
運命戦の結末は...瑞沢自陣の札が読まれての瑞沢勝利。大逆転での団体戦優勝です。
部屋の外まで響く歓声、そして静寂のあとの勝利の喜び。嬉し涙をぐっとこらえて下の句まで待つ奏ちゃんの姿も心を打ちますね~。
最後は新と再会。千早が団体優勝の報告と、涙の訴え。
千早の中ではあの電話で新が言った事がずっと引っかかっていたのですね。
新が替え玉で出場しあらためて団体戦の良さを感じ取ったことや、個人戦至上主義の詩暢に団体戦の意義を話したりなんてことは知るよしもないわけで。
新もただただ頷くだけでした...。あの回想シーンがよぎったら、そりゃ言葉にならないのも納得です。
本当に文句なしの素晴らしい回でしたし感動しっぱなしですが、ほかに気になるのは千早の怪我の具合とか3位決定戦の結果ですかね。まあおそらく次回には明かされると思うので、おとなしく待つことにします。