ちはやふる2 第5話、「なほあまりある むかしなりけり」。
原作コミックは未読、アニメ第1期は視聴済です。
東京都予選の決勝、北央戦。
既に全国出場権を得た2校の対戦ですが...。
瑞沢側は千早が「目標は日本一」だからとガチ勝負思考、甘糟に舐められた3人も発憤。気がかりなのは姉の登場でパニクってる肉まんくんですが..。
北央の甘糟部長は3戦必勝の省エネ思考でしたが、ヒョロくんの故意の予想外し&オーダー操作によってそれぞれガチ対戦となりました。
責める甘糟に口答えしたヒョロくん、格好良かったです。
北央OB、ドS須藤さんが読手で登場。なるほど、これが最終兵器か。彼の読みに対しての慣れ、そして真剣にやらざるを得ない強い圧力、それが結果的に北央のプラスになるんですね。でも公式戦の決勝で片方の出場校のOBが読手とかさすがに普通ならありえないよね...面白いからまあいいけど。
宮内先生が手作りのたすきをメンバーに渡し、皆がお辞儀をする。
ここ、今回一番好きなシーンです。ほんと感動的でぐっと来ちゃいました。
前回や今回の冒頭で経験者である顧問の指導力・影響力が描かれ、瑞沢にもそういうのがあればと思わせられましたが、千早の言うとおり何は無くとも宮内先生も素晴らしい顧問ですよ。
対戦が始まり...。
やはり気がかりだった肉まんくん、連戦での疲労・相手のヘアピンや姉の存在などで集中できず13枚差の大敗。早い段階で北央に1勝を取られてしまいました。他は、太一がヒョロくんに苦戦しつつの接戦、奏ちゃん・机くんも接戦、そして千早は甘糟に5枚差で負けている状況。
甘糟はメンタルに難ありのようですけどさすがA級所持者だけあって強いです。運動神経の良さや身体能力が持ち味らしい。千早はクイーンの若宮詩暢スタイルの戦い方で挑んでいた様ですが今はそれでは甘糟に勝てないと悟ると周防名人スタイルに変更、逆襲開始! という非常に良いところで次回に続く...。
周防名人といえば読手の微妙な発声の違いを聞き分けて多くの札を1字決まりにしてしまう人並み外れた「感じの良さ」が武器ですが、千早も彼と同じようにすっと手が出てました。もう読手須藤の発声を掴んじゃったんでしょうか。クイーンと周防名人、2つの強さを手に入れようとしている千早に原田先生もびっくりです。
勝つ計算だったはずの肉まんくんが負けた事でかなりピンチな瑞沢ですが...千早のところは流れが変わりそうだし、須藤読手との相性良さげな奏ちゃんも大健闘してるし、どうなるかはまだ全然わかりませんね。早く続きが見たいです!