ちはやふる 第22話、「うつりにけりないたづらに」。
原作コミックは未読です。
東日本予選、立川梨理華に勝利した千早。
次は前クイーンである山本由美さんと対戦することに...。
肉まん君と同じ翠北かるた会のユーミン。
なんか前クイーンという割に地味なキャラで、本人も気にしており性格が卑屈というかネガというか、ちょっと暗めの人ですね。
ユーミンは千早との試合中にもかかわらず勝ち進んだとしても若宮詩暢には勝てない、先生からの期待に応えられないというマイナスの思いに気をとらわれどんどん「冷えていく」。
前回の新の先輩の村尾さんも似たような感じのこと言ってましたよね~。
勝ち進んでも挑戦者止まり、名人には勝てない。名人もクイーンも圧倒的な存在となっているみたいです。
で、そんなヘタレたユーミンを見て千早は「諦めてしまった人に一枚も取られたくない!」と圧勝目指し熱くなる。ところがその熱さで千早に手痛いミスが起こり...。
このところ速さだけに頼らないスタイルやお手つきのリスクを学んできたところだというのに、冷静さを失って飛び出しちゃいました。
で、ユーミンも「勝負所はここだ!」「まだやれる」ということろで、翠北の北野先生が勝手に窓を開けて換気。
タイミングの悪さに笑いましたが、先生の思いは届いたみたいで気合入り直し、「モメユミ」が復活。とことん勝負にこだわりだしました。
ユーミンのヘタレてたときと全然違う威圧感に萎縮する千早を見て、太一も気持ちの強さの重要性を改めて思い知らされます。
そして結果は...ユーミンが勝利。千早も呆然の敗戦でした。
ユーミン、地味ですがやはり前クイーンだけあって実力者ですね。
でも、天才肌ではなく努力型の存在として描かれていました。勝負終盤、肉まん君が千早よりもそんな彼女のほうを応援していたのが印象的でした。