ちはやふる 第18話、「はなそむかしのかににほいける」。
原作コミックは未読です。
A級の公式戦、そしてC級・D級の決勝。
千早が「速さだけのかるた」から脱却するため他者から学ぼうとする様子が描かれておりました。
千早は金井桜と対戦。
千早はついつい耳の良さ「感じ」を生かし速さ勝負をしてしまうが、それではお手つきも多い。「だから原田先生はああ言ったんだ」って、それについては前回奏ちゃんが説明してたじゃんか...。
「綾瀬さん、札とだけ戦っているみたい」
これは千早にとってはいいヒントになるセリフですね。桜の戦略的なかるたを見ているだけにすごく説得力があります。
桜と対戦しつつ、千早は「やりにくい」と何度か呟きましたが、それもそのはず。
桜が千早を冷静に見て、千早にとってやりづらく嫌だなと思うように運んでいたからです。
千早はこれまでよく太一に「わかりやすすぎ」と言われていましたからね~。ベテランの桜にとっては手玉に取りやすかったかもしれないですね。
そんな中で千早は競技線から少し下がることに。
癖による速い飛び出しの欠点をカバーしつつ、長所であるリーチを生かすことにもなり、なかなかいいアイデアですね。
桜を見て、桜から学ぼうとする千早。呼吸に目を付けると、同時に手が...。
サンジの呼吸ってなんだろね、1字決まりの速さ癖がある千早に対して、3字決まりの呼吸が出来ましたねっていう褒めだったのかな?
結局勝負は桜さんが6枚差で勝利。
負けたけど、千早にとっては「速さだけではないかるた」への転換としていい勉強になったんだと思います。
金井桜、おばさんなのに可愛くてなんだか良いキャラでした。
C級・D級の決勝はどちらも瑞沢対決。
観戦していたひょろくんの「対戦を見て盗める物があれば盗む」という姿勢は良いですね。なんかネタキャラっぽい彼ですが、こういう所は好きです。
そして千早も、奏ちゃんの「音がしない、無駄のない、まっすぐの動き」を見て目の色が変わりました。
クイーンを思い起こさせるような取り方だった...のかな?
今回はここまでで勝負は次回へ持ち越し。
どちらの級も決勝の結果がどうなるのか、楽しみです!