11年8月11日から14日まで、中国・北京に行ったときの旅行記その2です。
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その1今回は2日目。この日は朝食後にガイドさん付きで故宮博物院を4時間ほど回りました。
この時期中国でも夏休みシーズンということで、各地から来たであろう人がものすごく多くて混雑してました。
故宮はかつて紫禁城と呼ばれた明・清朝の皇宮だけあって、非常に広大で、建物も立派なものばかり。皇帝の権力の絶大さをひしひしと感じます。もちろんユネスコ認定世界遺産です。

入り口である午門。
これ見るだけでも相当迫力があり、テンションが上がります。
ガイドさんがチケットを買ってくれたので僕はよくわからないのですが、入り口付近で買うそうです。門を通行するときにはまた簡単な荷物チェックがありました。
午門を抜けると次は太和門(左写真)。その左脇にある貞度門(右写真)を抜けていきます。すると...。

でーん。

紫禁城の正殿、太和殿のお出ましです。
政治事や儀式の中心で、重要な式典はここで行われてきたそうです。それだけにひときわデカイ。そして人多すぎ。圧倒されました。

太和殿の裏にある中和殿、さらに向こう側に保和殿。
右写真は建物外周にある彫刻。ワニっぽいですが螭(チー)という中国の龍(の首部分)だそうです。
ここまでは外朝と呼ばれる場所で、要は公式行事のためのエリア。
あとは皇帝が日常職務や居住生活をしていた内廷と呼ばれるエリアです。

養心殿。

乾清宮。

奉先殿。
今は鐘表館(入場別料金)として、清朝が収集した時計が大きな物から小さな物までいろいろ展示されています。

またまた別料金エリア、珍宝館の入り口を抜けていくと...。

カッコイイ九龍壁があります。

皇極殿のエリアが珍宝館になっていて、そう多くはないですが貴重な品々が展示されています。
ほとんどのお宝は台湾に行ってますので、こういう展示品目当てなら台湾の故宮博物院のほうに行かれたほうが楽しめるでしょう。

これは珍妃井(チンピセイ)。狭い場所ですので大混雑です。
光緒帝の妃であった珍妃さんが西太后の命で生きたままこの井戸に投げ込まれ殺されたという、なんとも恐ろしい場所です。

もうすぐ出口、お土産屋さんが並ぶ通りを抜けて歩きます。

故宮の出口となっている神武門を出たところです。
ようやく故宮巡り終了です~。
さすがに書ききれないんでカットしてますけど、このほかにも色々回ってます。
いやー本当に広いです。ガイドさんにお願いしてたのは4時間コースってことだったのですが、本来4時間では全然回りきれないのである程度絞って回るそうです。正直最初は「暑い中4時間も歩いて回るの?」ってちょっと引いてたんですけど、見る価値はありました。たしかに疲れはしたけど、行って良かったです。もっとじっくり見ても良いくらいです。
車椅子の祖母が同行していたのですが、結構大変ですがそれでもサポートがあれば回ることは可能でした。
ただ、ごつごつした石畳でお尻が痛くなると言っていたので車椅子利用の際はクッション的な物を用意されると良いかと思いますよ。
ではでは、今回はこの辺で。
その3に続く。