異国迷路のクロワーゼ The Animation 第5話

異国迷路のクロワーゼ The Animation | TB(39) | CM(0)

異国迷路のクロワーゼ The Animation 第5話、「迷子」。

原作未読です。

今回は、店番をしていた湯音が燭台を盗んで逃げる少年を追いかけているうちに迷子になってしまう...というエピソードでした。



笑顔で接客する湯音ですが、お客さんは警戒して去っていく。
その様子を見て、店番は黙って客を見張ってればいいというクロード。
日本流の接客とパリ流の接客の違いですね。
パリは貧富の格差が大きいこともあり、初対面の人（特に貧民層）に対して警戒が必要というのがクロードの話ですが、「お客様を大事にしたい」という湯音には理解できなかったみたいです。どんなお客に対しても、悪い先入観を持ちたくないのでしょう。クロードが「お前は無防備すぎる」と心配するのももっともです。


そんな湯音でしたが、少年が燭台を盗んで逃走という「パリの現実」を知らされることになります。
まあショックだったでしょうね～。追いかけだすまでの間が湯音の呆然という心理状態を表していた気がします。

少年を追いかけるも見失い、一旦戻ろうとしたら迷子になっていた...。切なすぎる展開です。
結局湯音はクロードが見つけて保護したので一安心。
商品を盗まれたことを謝る湯音にひとこと、
「お前の無事以上に価値のある商品なんか、店には置いてない」
キザな言葉ですが、職人がこう言うのですからね。いかに湯音のことを大事に思っているかが伝わって来ます。

しかし、この一件で湯音はすっかりパリの人を怖く感じるようになってしまいました。
ここでも、クロードが優しく誤解を解きます。
パリの人々の気質を説明していましたが、これは湯音の接客のヒントにもなりそうですね。

で、無事帰ることが出来たのですが、途中のアランさんを振り切った場面は皮肉でしたね～。ちゃんと警告を守ったことでクロードには褒められてましたけどｗ
とりあえず、湯音はアランさんとも仲良くなりました。


湯音は自分が役に立てない事を古いオイルランプに重ねていましたが、ランプはオスカーが芯を交換したことで再生し、暖かい光を灯すようになりました。オスカーもまたキザなこと言ってましたねｗ

湯音も今回パリっ子気質を学習しましたし、看板娘としてパリの人々とうまくやっていけるようになると良いですね。

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