君に届け 2ND SEASON 第7話

君に届け 2ND SEASON | TB(53) | CM(0)

君に届け 2ND SEASON 第7話、「あきらめちまえよ」。

アニメ1期は視聴済、原作コミックは未読です。

風早くんの告白は、お互い「ふられた」と思い込むという難儀な結果に...。


今回はなんといっても胡桃ですね。
あのバレンタインの件以降胡桃の関わり方が気になってましたが、ああなるほどね～って感じです。バレンタインの時の負けず嫌いから生じた意地悪な一言が原因といえば原因なのですが、あんな事で爽子と風早くんがここまでこじれるとは思ってなかったでしょうね。
健人の「俺が貞子ちゃんと付き合ったら胡桃的に良くね？」という発言に対し即座に頬を叩いた場面がありました。数話前の時点ではその健人の発言通りの展開、2人結託するのかなと思ってただけに良い意味で裏切られた感じです。

で、このときに言った「余計な事しないで！」という言葉、これがまさにキーワードという感じですね。
元々は矢野ちんのスタンスで、「朗報」派だった千鶴も同様になり、今回は龍も助言にとどめ、そしてピンですら核心部分は自重してました。
胡桃自身も、爽子に決して直接的な答えは教えない。自分で解決させようとする態度にはとても共感できました（そういった意味では健人株はダダ下がりですね～）。

胡桃だって風早くんの事が好きで、そんな風早くんの唯一の思い人である爽子の鈍感さや自信のなさは悔しいだろうし、そんな爽子に勝てない自分もまた悔しいのだと思います。2人のやりとりでの胡桃のセリフはとても響くものが多かったですが、特に「戦ってないからでしょう？」という言葉が印象に残りました。千鶴の「いつまで自分の事下げて生きてくつもり」に通じる言葉ですね。爽子はこれまでの生い立ちの中で、良くも悪くも鈍くなることで無意識に自分を守ってきた感があります。風早くんとしっかり向き合うことなく、ふられたと思いこむ事で無意識に自分の気持ちをしっかり伝えることから逃げたままの爽子。胡桃が「振られたけど、自分は伝えた」「一緒にすんな」というのもうなずけます。しかし、これはただの罵声じゃなくて応援メッセージです。

周りのみんなのおかげで、とても大事なヒントに気がついた様子の爽子。
次回辺り動きがあるんでしょうか、頑張って欲しいですね～。

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