おおきく振りかぶって ～夏の大会編～ 第4話

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おおきく振りかぶって ～夏の大会編～ 第4話、「野球シンドイ」。

原作は未読、1期は視聴済です。


3回戦・崎玉高校との対戦。
今回は4回裏、西浦の攻撃途中まで。


前回桃監が「あまり物を考えてないね」と相手監督を評したセリフがありましたが、今回はしっかり勝つための準備して試合に臨んでいるチームとそうでないチームの差が現れていた回だったと思います。ちなみに、崎玉が先攻選んだ理由は投手のメンタル的事情から「先制したかった」ということだけらしい。何か秘策があるのではと思っていたのにちょっとがっかり。


阿部くんの読み通り、敬遠作戦が効いているようですね。崎玉は5番の前にランナーを溜め5番が打ってホームに返す、そのための打順構成。おそらく出塁率や打率が高い選手を1～4番で固めているんでしょうね。だから5番が敬遠されるとその後続くのは期待できるバッターではなく、残塁に終わる。こういうこと（相手の大地対策）は当然想定してありそうなものですが、経験の少なさからか全然想定していなかったようです。でも、されたらされたでしょうがないというか、このやり方しか活路がない学校なのだろうな。1・2回戦はともかく、勝ち上がって研究されるとようだとキツイですね。で、もちろん西浦はしっかり試合を偵察して研究してきている。
これまでのように行かない、失点ペースは同じでも得点が思うように取れないことで崎玉の選手たちが「負けを意識しだす様子」がなんかとってもリアルでした。


また、予告にもあったように相手チーム内で揉める場面も。
唯一の3年生小山くんの甘さにピッチャー市原くんがイライラ爆発。小山くんが厳しい事を言わないのは雰囲気作りのつもりなんでしょう。弱小校ゆえの「辞めていく部員のトラウマ」でそういう態度が染みついちゃったらしい。市原くんはそんな先輩の甘い発言や態度を責めつつも涙。きっと小山くんは人間的にはすごくいい先輩なんだろうね。そういうのもわかってるから歯がゆいんだろうなぁ...。本音をぶつけてくれた市原くんに感謝しつつ小山くんは後輩に自分の最高のプレーを見せようと決意。前回の予告と今回のサブタイから、もっとチームの空中分解みたいな展開なのかと思ってたけどこれはこれはいい青春ドラマですなぁ。


まぁでも準備の段階含めたチーム力の差が着々と得点に現れていってる中ですので、まだ試合中盤とはいえほぼ勝敗は見えてますね。西浦の狙い通りコールドも近づいてます。西浦にとっては色々順調な中、気がかりなのはやはり4番の花井くんのことで、チャンスに打てていない。自分を田島くんと比較してしまい、心理的にも良い状態ではありません。今回のラスト場面では2アウトランナー2塁の状況で打順が回ってきましたがどうですかね。


その花井くんの打席になったというタイミングで呂佳さんが球場へ到着、次回へ続く。
またへこみそうな予告でしたがどうだろう、花井くんはヒーローになれるのかな？

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