のだめカンタービレ フィナーレ 第10話、「Lecon10」。
コミックは未読(中盤までは既読)。アニメは1期2期とも視聴済。
実写ドラマも視聴済ですが劇場版はまだ見てないです。
シュトレーゼマンの元で圧巻のコンチェルトデビューを果たしたのだめ。反響も大きかったため、のだめを契約をさせ次の公演の計画をたてるエリーゼ。しかし、のだめは逃亡の旅へ...。
今回はアバン付きでしたが、それがまた秀逸でした。ロンドンでののだめデビューの情報がパリや日本の仲間に一気に伝わっていく様子が面白かったです。ハリセンとか懐かしいですね。
のだめはと抜け殻のようになって「できない」「あんなのもう弾けないです」。そして千秋からの電話をきっかけに逃亡...。
エジプトでは「先輩の所へ行くはずだったのに...違う人と行ってしまったんです」。
総合して考えると、のだめ的には一応最高の演奏をやったようですね。しかし指揮は千秋ではなくミルヒーだった、と。
オクレール先生とシュトレーゼマンがホテルで遭遇。
「あの子はあと少しで本当のピアニストになれたかもしれないのに」と、のだめデビューさせた事をオクレール先生が怒ってました。
「...彼と協演するという小さな目的のためにここまでやってきた。それでも少しずつ、本当の喜びや楽しさを多くの作曲家や曲の中から見いだすことが出来るようになっていたのに」
オクレール先生がいかにのだめのことを理解し、計画的に考えて指導していたかが伺えます。
計画通りにのだめが目覚めきる前に横からミルヒーがデビューさせてしまったってことですかね。そして、それはのだめにとってはゴールに等しい。それをゴールと感じさせないためにも、オクレール先生はじっくり育てていたのに...。
うーん、でもルイの件でのだめがあんな状態だったというのもあったから、一概にミルヒーを責められない気もするなぁ...。
今後ののだめについて...。「だからもういいでしょ、神様」のだめはもう満足なのかなぁ?
同じようなことが、千秋とミルヒーの会話でも。
「切り替えられない人もいます、満足したからもういいと。」
「そうだ、あいつは切り替えたくないのか?」
「切り替える」とは、要は7話で言っていた「最高の演奏をして、またそれを超えるものを目指す」っていうやつですね。千秋はルイと最高の演奏をし、切り替えてさらに次へ進んでる。のだめはミルヒーと最高の演奏をし、それでもう満足なのかもしれない。指揮は千秋でなくてもよかったのか、千秋は「俺、振られたのか」と...。
ベルギーを経てパリへ帰ってきたのだめ。
原点である「もじゃもじゃ組曲」を笑顔で弾く様子を動画で見た千秋は、プロポーズを受ける決心を。
原作読んでないので何とも言えないですが、かなり駆け足で一気に動きましたねぇ。
感想が長くなってしまうし書きづらいったらw
次がもう本当のフィナーレなのかな?
このまま帰国ENDではオクレール先生とのレッスンが無駄になってしまいますから、なんとかのだめに復活してほしいですが...どうなるやら。