のだめカンタービレ フィナーレ 第9話、「Lecon9」。
コミックは未読(中盤までは既読)。アニメは1期2期とも視聴済。
実写ドラマも視聴済ですが劇場版はまだ見てないです。
のだめが学校を休んでいるという。病欠らしいが行方不明。実はのだめはシュトレーゼマンのロンドン公演でデビューすることになったのだ...。
ということで、のだめのコンチェルトデビューの回でした。
前回の「千秋のことなんか忘れて、僕と一緒に行きますか?」という言葉はこういうことだったんですね。ミルヒーはあの31番ソナタを聴いて決めたってことなのかな。その辺はちょっとわかりません。
演奏曲はショパンの協奏曲第1番。「故郷ワルシャワへの告別と飛翔が込められているという」「故郷をたとうとするショパンがこの曲に込めた気概を感じる」と千秋の説明セリフがありましたが、そういう背景も踏まえた上での意味ある選曲なのでしょう。
オケメンバーに紹介されるのだめ。ムスッと抜け殻みたいになってますが、どういうことなのかな。学校休んで3日になるとかいってたけどその間ショパン漬けだったってことなのかな。メンバーから、そして本番での観客からも「中学生」「子供」と言われてるのだめですが、ミルヒーが「見つけて以来4年寝かせた」と言ってるくらいですしこのころはもう24くらいにはなってるはず...。詐称だらけのプロフの申告は20歳でしたっけw
そんなのだめもリハが始まると指揮に要求を出しつつ堂々と演奏。
コンチェルト未経験なのにちゃんとオケの音を聞き「調和」出来るのは、ずっと千秋のそばでオケを見てきたから。「千秋を踏み台にして飛び立つときデース」、これがさっきの「飛翔」にかかってるのかな。
本番ではリハと全然違う、遅いテンポで弾くのだめ。
のだめらしく奔放な演奏だけど、「ちゃんと破綻しないようわかってやってる」というのが成長した部分なんでしょうね。
「あいつをこの舞台につれてくるために、神様が俺を日本に押しとどめていたんじゃないか」「天使は、俺か...」
天使。ミルヒーは「踏み台」と言っていましたが、物は言い様ですねぇ。
のだめ演奏は大好評。笑顔の歓声に向かっているのだめの顔が印象的です。
「死ぬかと思った」というミルヒーが控え室のソファにうつぶせに倒れ込み...。ただ単に「冷静を装ったマエストロでものだめに合わせるのは実はそうとう神経を使っていたんですよ」的な場面っていうだけなのかもしれないけど、一瞬マジでここで死んじゃうのかと思ったよ!さすがにそんな鬱展開やだよねw アイス食べたいとか言ってて元気そうでよかったよかった。
演奏後ののだめは千秋との面会を拒否。
「彼女凄い子だから、これから凄いことになるかもしれないよ」
「もう元には戻れないような気がする、何もかも」
ついに、のだめが動き出しました。オリバーの言うとおり、この好評だったデビューを皮切りにどんどん売り出されていくのかな。エリーゼはちょっとカチンときてたけどその辺はプロだからねぇ...。
それはいいけど、千秋とこのまま決別ってのはないよね。すごい気になります。