のだめカンタービレ フィナーレ 第7話、「Lecon7」。
コミックは未読(中盤までは既読)。アニメは1期2期とも視聴済。
実写ドラマも視聴済ですが劇場版はまだ見てないです。
千秋はのだめのレッスンを一区切りし自分の仕事へ。定期公演を終え、そしてルイとの共演に向けて動き出す...。
マルレの定期公演に行き忘れてしまうほどの集中した練習でオクレール先生からの課題を特訓するのだめ。その甲斐もあってか、ついに「脱ベーベちゃん」。これは大きな一歩ですね~。
千秋がルイと会うと聞いて、ベト31番ソナタ3楽章にぴったりな感情が。はからずも演奏家として幅が広がったのか...。
ちなみに、本人には内緒ですが次の試験後にコンクールのGOサインが出るっぽいですね。試験と言えば、ターニャは卒業試験の成績が良ければパリに残るとか。頑張ってほしいです。
千秋はルイの部屋を訪れ、演奏を聴く。
いつかのだめとこうやりたかったという演奏をルイがしてみせたことでショックを受ける千秋。それだけじゃなく、ジャズ要素のあるラヴェルの曲をジャズに親しんできたルイが演奏する。自分の音楽性やこの曲との相性が最高すぎるわけですね。本当はのだめとこの曲を極めたいのに。「わくわくするのと同時に少なからずショックだ」という言葉はそういった千秋の戸惑いであり、正直な気持ちでしょうね。でもマルレのコンマスさんが言う「最高の演奏をして、またそれを超えるものを目指す」というのは正論であり、厳しいながらも的確な助言だよなぁ。ほんとに演奏会が最高になった場合、千秋はともかくのだめの側がその気力を持てるかは心配だけど。
ともかくその助言もあり千秋はふっきれて、ルイと現状最高の演奏を目指す。ガーシュインを奔放に弾くルイを見て、ラヴェルでもそいうテンションでやることに。オケとのリハでもノリノリですね。どうでもいいけどヴィルトールオケは久しぶりですな。
「この曲って、のだめみたいよね」
ルイが曲やのだめについて語る。ここでのルイの話あんまりよく理解できた訳じゃないのだけど、ラヴェルの協奏曲を選んだ理由がなんとなく見えてくるような気がしますね。偶然ではなく、嫌がらせでもでもなく、「千秋との共演ならこの曲で」という必然性があったんだと思います(もっとも、3話で言っていた「パリのオケでパリの人に聴いてもらいたい」という意向に合わせてフランスもののメジャーな協奏曲をやるとなるとこれ一択と言えなくもないんですが...)。
そして、いよいよ演奏会へ。
オクレール先生がルイの個人レッスン付いてたという話が。のだめのレッスンの時に聴講に来て3者顔合わせてたからわかりづらいけど、のだめは知らなかったのか...。しかしこういう「のだめがショック受けそうで可哀相」的な締めは何度目だ!?ただでさえ千秋とルイの共演、しかも曲はラヴェルを目の当たりにするってことでナーバスになりうる要素てんこもりだってのに...。