ひだまりスケッチ×☆☆☆ 第8話、「5月13日~14日 ゆのクラブ」「9月26日~27日 やっぱりナスが好き」。
原作は未読、アニメ1期と2期は視聴済です。
学食の期間限定中華フェアの話と、学内コンクールの話。
中華フェアとかいいですね、とってもおいしそうでしかも安い!
ゆのっちの作品の出来上がりが遅れたため、フェア最終日に痛恨の食べ逃し。話題になったのが最終日直前だったとはいえ期間中に食べなかったのが悪いと言えばそれまでなんですが、楽しみにしていたのにちょっと可愛そうだった。
今回は宮子の性格の良さがとっても感じられたエピソードでもあります。食いしん坊キャラですから尚更ですね。ゆのっちと一緒に学食行くのにこだわって行くのを放課後にしたり、でも放課後には売り切れで...。当然食べ逃しに関してとてもショックを受けるのですが、ゆのっちが自分のせいと思ってるのをわかってるから全然引きずらないようにしてますよね。
ヒロさんも優しくてそして面白かった、とくに宮子とのやりとりが最高。「やけ食いしましょ!」のところとか、宮子のおかわりのところとか、すごく面白かったです。
それにしても本当にヒロさんのカニカマチャーハンは美味しそうでした。みんなの笑顔がとってもいい。ゆのっちもへこんでたのを忘れて幸せそうに食べてて良かった良かった。乃莉が「紅白つけがたい」と言う場面の直前でのゆのっちの表情がたまりません!
Bパートはいきなりゆのっちの風呂。作品が遅れたことを気にしつつ、9月の話へ移ります(教室が2Aだったりするけど一応回想だと思う...)。お風呂での雰囲気をうまく引き継いでるといいますか、この話もゆのっちの苦悩が感じられるエピソードですね。
校長が学内コンクールを語る。とてもいいこと言ってます、ゆのっちに聞かせてあげたいね。ただ、吉野屋先生のリアクションがどう受けとったらいいのかよくわからなかったです...。感銘うけたわけではなさそうですし、順位評価するのがめんどくさいってこと?
学内コンクールでは作品の出来が順位付けされる。宮子は上位だったがゆのっちは寝不足や緊張もあって良くない結果だった。絵を描くのが好きなのに、評価されることで辛い思いをして悩むゆのっち。だけど沙英さんはもっと過酷な状況で頑張ってることをあらためて知る...。
「なんでそれでも頑張れるんでしょうか」
「そうね...好きだからじゃない?」
こちらの話でも宮子やヒロさんは優しい。ちょっと影の薄かった沙英さんも、目立たないなりに人知れぬ苦労にたち向かってる姿とかが描かれていて格好良かったです。夜みんなの部屋の電気が消えてる中でも沙英さんの部屋は明かりがついてるとか、さりげない描き方ですけどね。同じく夜中、ゆのっちも起きてなにやら描き出す。もっと頑張ってみようという気になったんでしょう。苦悩の末に一つ成長のきっかけを掴んだという印象的なエピソードでした。
毎度おなじみ体操シーンですが、今回は沙英さんも参加してました。ヒロさんはまた寝ぼけでしたね。今後のさらなるバリエーションに期待。
原作初期で、未消化を今期で、回想話として回収してるみたいです
来月は、最新5巻とアンソロジーが同時発売です