のだめカンタービレ フィナーレ 第3話、「Lecon3」。
コミックは未読(中盤までは既読)。アニメは1期2期とも視聴済。
実写ドラマも視聴済ですが劇場版はまだ見てないです。
ルイの復活、のだめのサロンコンサート、そして千秋とヴィエラ先生再会の巻。
ルイの電話を受け、千秋はルイと一緒に食事。
食事のシーンでは、モノローグでルイがパリにきた事情が語られます。
ポレンタの味に感心している千秋もまた料理好き。千秋の「食べるのも作るのも好きだし、人が喜ぶのも好きだし」という一言で、前回オクレール先生が食事に関してルイに色々と言った意味がわかった気がする。千秋のセリフを音楽で言えば、「演奏を聴くのも演奏するのも演奏を喜んでもらうのも好き」ということですね。そういう意味ではオクレール先生の言うことももっともで、音楽も料理も一緒。なかなかうまい構成ですね。
ルイも元々は「うまく演奏したとき母が喜んでくれるのが嬉しく楽しい」ということがモチベーションだったようですから、千秋が料理のことで「人が喜ぶのも好き」と言ったことに関して「それならわかるな」と同意します。
共演したときの感想を千秋に尋ねるルイ。千秋は急な代振り、ルイは酷評を受けた公演の後の演奏。お互いが「助けられた」と...。
千秋の話で演奏の喜びを思い出し、ルイのハートがふつふつと沸き上がるバブル状態になってますね。
ルイ帰宅。母の料理を見て「またこれ?」と一瞬うんざりしますが、「私が一番喜ぶ物だと思ってる」と母の思いを感じ取る。千秋と会って話したことで、だいぶ変わりましたね~。
翌朝、帰る母を呼び止めコンサートを条件付きで受諾。パリで、指揮者は千秋を指名でのコンサート出演となりました。
千秋を指名って事はコンチェルトですよね。これはまたのだめがショックな予感...。
のだめのサロンコンサートへ向う千秋。バス車内で、千秋は偶然乗り合わせたヴィエラ先生と再会。宣伝広告にもありましたが、リッピ氏追悼コンサートの指揮で来てるんですかね。
「のだめは今日のコンサートで絶対千秋先輩をぎゃぼんと言わせてやりたいんです」
「コンクールには出られないし、今はこれしかないですから」
のだめの思いもむなしく、千秋はヴィエラ先生のリハに同行してしまっていた。休憩時間にメールで千秋が来られないこと知っても、のだめは「大丈夫」としっかり最後までコンサートをやりきり、演奏も好評を得たようです。のだめも営業スマイルであわよくば次の依頼をゲットしようとしていますw
「サンマロの時から一皮剥けた感じね。でもね、楽しい?今パリでお勉強していて」
「はい、楽しいですよ」
でもね、という言葉からしてランベール夫人には何か引っかかるところが有ったようですね。のだめも楽しいですよと言いつつも目を背けての返事...。
最後はちょっと寂しい雰囲気の夜の帰り道、叫び走り出すのだめ。ガンバレ!