君に届け 第6話、「友達」。
原作未読です。
前回の続きで、トイレで矢野たちの噂話をしていた女子グループの誤解を解こうとする爽子。乱暴な扱いを受けながらも頑張ります。風早くんから状況を聞いて矢野と吉田も現場へ...。
「私がどれだけ矢野さんと吉田さんを好きよりももっと...大好きか...」
様子を窺っていた矢野と吉田がこの言葉を聞いて遂に動きます。前回龍が吉田に言っていた「別のセン」、吉田もやっと理解したでしょうね。視聴者はわかっていましたけど。
「貞子じゃない、貞子が言うわけ無い!」
断言。カッコイイです。
平野さん遠藤さんが爽子の頑張りを話すと、「爽子が悪い噂を流している」件がデマであることがみんなに伝わります。さらに、みんな爽子のノートを評価。爽子への印象が好転したみたいです。
2人を傷つけてしまうから離れることも考えた爽子だったが「どうしても諦められなかった」と、2人に涙ながらに思いを伝えます。「私、矢野さんと吉田さんと...友達になりたい!」大事な言葉、一瞬声が縮こまりましたがハッキリ言うことができました。2人にもしっかり伝わり、「もう友達だったんだよ」と感動の抱擁。いいシーンです。しかしKYなピンが突入しコミカルな雰囲気に...。
その後...貞子ノートのおかげでクラスの平均点は大幅アップ、爽子も貞子から座敷童子キャラに格上げでありがたがられるようになったみたいですw
放課後、吉田にラーメン食べに誘われる爽子。風早くんは嫉妬気味、でも爽子の幸せそうな顔を見て我慢。詩乃がやって来て、矢野たちと友達になった爽子を祝福。そういえば矢野たちのことを「初めての友達」といっていましたが、爽子は「友達」を普通よりワンランク上の「親友」みたいな意味で使ってますよね。だから詩乃ちゃんは普通に言えば友達だけど爽子的には友達には至ってないんだろうな。いい子ですし、この微妙な立ち位置はなんだかもどかしいです。「貞子をよろしく!」なんて、もう友達じゃんね。
そして...矢野吉田が「貞子」でなく「爽子」と呼び方を改めました。いつかそうなるだろうなと思ってたけどすごくいいタイミングでしたね。
爽子に絡んでた女子(ユカ)、吉田と同じ中学出身でさらに風早ファンだそうで。それゆえに爽子に対して面白くなかったみたいです。しかし様子からすると「悪い噂の出所は貞子」ということを信じているらしく、貞子のネガキャンを始めた真犯人では無さそうだ。個人的にはあのウェービーな栗毛美少女が犯人と睨んでるけど...あれ、でも最後の方の会話だと、ユカの周りの4人が噂の件の真犯人なのかな、違うよなぁ?よくわからなくなってきたぞ。
今回は端的に言えば名も知らぬお調子者キャラの掲げてた「和解」の一言で済んじゃうんですが、爽子の思いが2人に伝わって行く様子が本当に丁寧に描かれていたと思います。トイレの件で放送時間の半分以上ですからねぇ。でも丁寧にしっかり描かれてた分、思いが伝わったことでの感動もひとしおですね。一段落して、これからまたどういう展開になるのか楽しみです。