君に届け 第2話

君に届け | TB(42) | CM(0)

君に届け 第2話、「席替え」。

原作未読です。

「人と接するのは難しくてなかなかうまくできないけど、それでも何とか壁をこわしていけたらな...」



通学中、爽子は河原に捨てられた子犬の元に傘を置いたため雨でびしょ濡れになってしまった。着替えは持ってなかったが、吉田さんが置きジャージ、風早くんがタオルを貸してくれる。
かび臭いジャージなのに、同級生に物を貸して貰えたことが嬉しいと喜んでいる爽子。泣けますね。


どうやら、前回の件で風早くんが爽子をふったという話がクラス内外に広まってしまっているようです。実際はそうじゃないんですけどね...。


爽子と風早くんが捨て犬の元へ。
人と同じように子犬にもすぐ懐かれる風早くんと対照的に、怯えられる爽子。「免疫が」と達観してますが、それもまた「壁」ですよね。それを風早くんが仲良しアピールで「大丈夫」にしてくれた。「壁がないんだ、誰に対しても。だからみんな好きになるの」そんな風早くんをみて爽子も「分厚い壁を壊していきたい」、と...。
「私、みんなと仲良くなりたい...頑張るよ」「おぅガンバレ、大丈夫だよ」。
単純に良い雰囲気でニヤニヤな場面っていうだけじゃなくて、人間関係もうまく示しつつ爽子の心を描いているいいシーンです。


選択科目かなんかの授業、そして席替。
爽子が前向きで健気な分、可哀相でとっても心が痛いです。
前回、お詫びのクッキーでクラスメイトからの偏見はなくなったのかなとも思いましたがまだまだ続いてるんですね。

みんな爽子の周りに座りたがらない中、風早くんが隣りに移動してくる。感動しました、本当にいい奴だなぁ...。そして矢野、吉田も自ら爽子の周りに。矢野は爽子の頑張りを見ててくれたんだよね。無言でのさりげないフォローがカッコイイです。吉田もいい奴です、義理人情に弱いところが面白いですね。あとおまけに後ろの龍くん。どうやら爽子に偏見は持ってないというか、そんなことには無関心みたい。まだよくわからないけど悪い奴ではなさそう。


下校のシーン。
いい雰囲気の2人を、いかにも今後お邪魔になりそうな風早ファンであろう女の子が見つめてます...。

「いったいいつからだったのかな、憧れも尊敬も飛び越えて生まれてしまった、もっともっと大きな「大好き」の気持ちは...」
元々は、みんなとうち解けたいという思いから、人気者で友達の多いの風早くんに憧れ尊敬していたんですよね。しかしまぁ、好きになるのも当然でしょうな。でもライバルっぽい子も出てきたし、気持ちに気付いてもそうすんなりうまくはいかないんだろうな。

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