大正野球娘。 第7話、「麻布八景娘戯」。
小説・コミックともに未読です。
夜道で「辻打ち」をしていた巴(と小梅)。2人の様子が不審であることに気付いた晶子は小梅を待ち伏せ、「辻投げ」に付き合わせる...。
ちょっとした表情や仕草など細かい部分でも面白かったりして、今回は見所たっぷりですね。
巴は辻打ちで4戦全勝とか。馬鹿馬鹿しくもノリのいいやりとりが素晴らしい。前回はホームラン狙いすると大振りになり空振りしていましたが、今回普通に長距離砲になってますね。特に説明はなかったですが...。そうそう、辻打ちは男子中学生投手に対する力試しですが、もちろん小梅と2人になる口実でもあるようです。
晶子さんはアンナ先生や乃枝のアドバイスで変化球習得へ。しかし、アンナ先生は変化球の指導ができないとのこと。独学で何とかしなければならないことになったが、なかなか変化球にはならず「どう、曲がったかしら?」「ぜんぜ~ん」...。相変わらずバテやすいうえにムッとしやすいのが面白いです。
乃枝は記子を偵察要員に使用。記子は満足げな顔で新聞記事のような観戦記を提出、データーが欲しかった乃枝に怒られる。この2人のやりとりもまたおもろいねw
晶子が小梅を待ち伏せ、辻投げに。「私は実戦の中で魔球に開眼するのです」だそうで。富士見中の4番斎藤と勝負、あっさり敗北。
で、その富士見中が朝香中と試合、またも記子が偵察に。朝香の人にスコアブックの記録を教えて貰います。試合は15-0で朝香が勝ち。強いですね。記子は櫻花會のメンバー外になりましたがこういう役割で貢献してくれそうですね。
後半は辻打ちの時に警官が来たので身を隠したら泥棒と出くわし...という展開。
追いかける巴と胡蝶の身体能力がすごかったり、巴に頑張ってついていこうと高い壁にチャレンジする鏡子が可愛かったり、相変わらず晶子は走りでバテてたりと、各キャラの個性がすごく出てて楽しいです。乃枝は自宅で作戦考案中だったみたいですね。
大きなお屋敷の老人が泥棒2人組に捕まって人質に取られてしまいますが、小梅の機転と晶子の投球、そして巴のバッティングのコンビネーションで見事1人撃破、2人目も晶子の投球で撃破。晶子がこの時に投げたのが、落ちるボールでした。
静と鏡子がいきなりかけ出して、鏡子は巴と激突。直後、警官が追いかけて来ます。
最初何事かと思ってましたが、鏡子は後ろ向きに走ってたのでぶつかってしまったんですね。失神してる顔がやばすぎですw
「捕まったら退学になってしまいますー!」ということでみんな逃走。巴の鏡子の扱いがなんとも酷いw
翌日、学院長に呼ばれ言ってみると「辻打ち」の現場遺留品の「こてつ」が...。あの人質になってた老人が届けてくれたようです。学院長も事態を察した上で内々に留めてくれたみたいですね。
晶子が泥棒を捕らえたときの魔球をもう一度みんなの前で見せようとしますが、全然落ちずに巴がかっ飛ばして終了。あのときは偶然なのか、それともなにか要因があるのか...。
今回は本当に面白かった。次回もまた楽しみ。
小学生との練習試合でも、終盤のスタミナ切れで失点してましたし
次週、お休みで再来週は芝居が野球の練習とどう関係あるのか
おそらく死球のアピールに役に立つかと