ハヤテのごとく!!第17話、「桜の下で」。
アニメ1期は視聴済、コミックは未読です。
下田温泉エピソードの第3回。星空に願いをかけたナギのもとへ現れた宇宙人のマヤ。はぐれてしまった宇宙船をさがしているのだという...。
下田温泉編の締めとなる今回ですが、かなり行き当たりばったりの展開のようでいて実はなかなか計算された深い話ですね。今回もいろいろあって感想がまとめづらいですが...。
まず、ヒナギクと西沢さん、温泉でバッタリです。ハヤテへの思いを西沢さんにカミングアウトしようとしたヒナギクでしたが、結局延期に。西沢さんはかなりヒナギクの綺麗さを強調していましたね。7話でも西沢さんはヒナがハヤテのこと好きとかではなくて安心したといってましたが、ヒナギクがライバルになったら強敵すぎますよねぇ。
伊澄さんとナギの出会いの話も。伊澄さんの力が使えなくなったことに関係があるみたいです。なにやら、ナギの笑顔を取り戻そうとして失敗し...「だからこれは私が招いた私の問題」なんだとか。情報不足でわかりづらいですが、亡くなってしまったナギの母親に関して力でなんとかしようとしたというのは想像できそうです。
ピンチのナギとヒーローのハヤテ。宇宙船がナギを乗せ発進してしまい、このままでは二度と地球に戻れなくなるという。それを聞いたハヤテのセリフが「大事な人なんです、失うわけにはいかない人なんです」、なんとも格好良かったですねぇ。これが本心なんでしょうね。伊澄もハヤテへのキス(それとも血?)で力が戻り、ハヤテを宇宙船へ送り飛ばし...。
でハグハグ。なかなか熱烈なハグハグです。
ここで雪路、3馬鹿さん登場。やっぱりあんたらも来てたのか。そういえばワタルくんたちは...。
マヤが「これでマヤも安心して行けるよ。ありがとう」と言うと背景が白く代わり...ナギ母の紫子がハヤテに語りかけます。「私はもうあの子を見守ることしかできないから...ナギのこと、よろしくおねがいね」・・・そして、気がつくと不思議なことにナギ母・紫子さんのお墓の側に。
この日は紫子さんの命日だそうで、この下田に来たメインの目的は墓参りだったんですね。ナギは「喧嘩したままサヨナラ」というのをだいぶ気にしてますね~。でも、どれだけお金があってももう母は戻ってこないとわかっている。わかってないっぽい人は...(これ、ナギの祖父・帝?)。
みんな集まりお花見モード。オチは雪路...とみせかけて、紫子さんへのハヤテの挨拶と紹介で締め。
ん?宇宙人ではすまなくなる? もしかして、マヤ=母だったりするのかな?それなら、ナギの願いで現れたことも、「これでマヤも安心して行けるよ。ありがとう」のところも納得できそうだけど...。
後半部分がけっこう難解だなと思いましたが、おそらく伊澄さんの力が話に大きく関係していたのでしょうね。他にもまだ書いておきたい事はいろいろありますけどあんまり深読みしすぎてもしょうがないので、不明なところはそのまま置いておくことにします。また何回も繰り返し見たら新たな発見があるかもしれないですね。
もっと賑やかな話になると思っていたのでちょっと予想と違う展開でしたが、ともかく神秘的でいいエピソードでした!
下田温泉は前期の最終回に使われる予定で、そのつもりで描いたようです