大正野球娘。 第4話、「これから」。
小説・コミックともに未読です。
練習試合以降晶子が学校に出てこなくなってしまい、小梅がお見舞いに行きます。また、新聞部との掛け持ちはやはり無理と記子が櫻花會メンバーから離脱。さらに鏡子もエラーを気にしてみんなに会いづらいようで、寮にこもりがちに...。
しかしあれですね、
小梅って結構しっかり者なんですね。ちょっと印象変わりました。けして華々しくはないけど、今回は主人公らしい活躍をみせてくれました。
まず、小梅の自宅の店にやってきた岩崎へのセリフ。
「謝るのはいいことだと思います。でも、原因がわからないのに頭を下げても、晶子さんは納得しないのではないでしょうか。」
「私たちの経験不足をお笑いになるのであれば、それは事実ですから構いません。でも、女だということをお笑いになるのであれば、聞き捨てなりません!」
問題の核心をキッパリ言ってますね。それはそうと高原のウザいことウザいこと。岩崎と違って何を言っても理解し無さそうなだけに、こいつの方が何倍もやっかいですな。
この2人の来店で野球のことが親バレするのかと思いましたが、とりあえず無事だったのかな...?
次に晶子のもとへ。晶子が休んだ本当の理由を聞き出します。
朝香中の男子に、まともに相手にされていなかったこと。そして、自分のせいでみんなに惨めな思いをさせてしまったと晶子は言います。
「きっと誰も惨めなんて思っていないわ。悔しいはずよ、相手にされていないのはチーム全員だもの。」と小梅。もう、晶子だけの問題ではないんですね。
「あの人たちに、私たちのことを人として対等だと認めさせるのよ」これ大事なとこです。今まで晶子の個人的事情に付き合う感じで野球をしていたけど、これによって野球をする動機が個人的なものだけではなくなるわけです。みんなの今後の頑張りに説得力が増しそうですよね。
そして次、試合でのエラーでへこんで部屋にこもりがちな鏡子を復活させる作戦。
巴を使って、陰からいろいろ指揮する小梅...。静を取り押さえてたりして、コミカルで面白かったです。
最後に、覚悟のライン越え。
先ほど小梅が晶子と話した思いを、ちょうど同じようにみんなにも問う形ですね。
静が最後までごねるとは意外でしたが巴の連呼でようやく決めたようです。
とりあえず、いろいろありましたが記子を除いた8人まで持ち直しました!
今回は天気もどんより雨だったり、内容もいままでよりちょっと暗いというかマジメな展開でしたがまた次回からは明るく楽しい話になりそうですね。
ドラマCD 大正野球娘。 乙女たちのハイキング