のだめカンタービレ 巴里編 第11話、「Lesson 11」。
「去年激減したマルレの定期会員をきっと呼び戻してみせる!」
というわけで、千秋のマルレオケ再建が本格的に始まります...。
オーディション時のやっかみだったり、リハ組まれたときのボヤキだったり、さっぱりやる気のない現団員。そんな中で千秋の助け船だったのが、最初はくせ者だったコンマスのおっさん。この人はなれ合いでやってきたオケの団員加入に反対しオーディションを主張してきた側の人で、完全実力主義。余計なしがらみは気にせず実力あるメンバーを選考し団員にしたい点で千秋と意見が一致します。また、練習でも徹底的に合うまで繰り返し練習する千秋を団員の愚痴に負けないよう厳しくサポート。以前も思ったことですが、このコンマスのおっさんは味方にすれば頼もしいね。
そうそう、黒木くんのオーディションの伴奏者はターニャ。前回から急接近でなにやらいい感じです。ちなみにポールの伴奏はママン。どうでもいいですねw
今回は2期の最終回だそうですが、切りのいい締めにするためなのかめちゃめちゃ駆け足過ぎた気がします。特に感じたのは、やる気レベル低下中な旧団員側がそれを乗り越えていい演奏をするまでの描写が足りなすぎだろってことですね。眼鏡のオーボエ奏者の娘さんが「パパは遅くまで地下倉庫で練習してる」みたいな発言があったけど、頑張るようになった過程がすっぽり抜けてませんかね?いままで酷い演奏しても恥ずかしいとか悔しいとかが無かった人たちがですよ。練習追加してもブー垂れるような人たちがですよ。いきなり陰で努力しだしちゃったり、上手くなっていい演奏しちゃうわけです。
とてもじゃないけど納得がいかないです。テンポ良いって言えばテンポ良いんだけど、千秋の建て直しの過程を楽しみにしていた者としては描写不足もいいとこです!そんなんだから、「いい演奏」の演出も自分には全然響いてきませんでした。2期はとても面白かったのに、最後が残念...。
「いい気になるなよこのくらいで。すぐ次があるんだからな!」
しかしアニメの続きは2009年秋か。
2期が終わったからっていって振り返るまでもないね、ただの区切りだし。とりあえずお疲れ様、また楽しみにしてますよ~。
当ブログより、アニメ感想系ブロガーのみなさんへ告知があります。
ぜひ、こちらの記事もご覧下さい。