ちはやふる 第20話、「くもゐにまがふおきつしらなみ」。
原作コミックは未読です。
名人戦予選前のA級昇格ラストチャンス、吉野会大会に参加する太一。
千早はテスト勉強で学校居残りだったのだが、抜け出して大会会場へ応援に向かう...。
アバンでは復習・イメトレ等、努力する千早の姿が。
「速さ以外でどうやって...」
クイーンに勝つため、千早はどういう方向へ向かうのでしょう。
あの集中力を勉強に向ければ...と机くんが言っていますが、千早の成績は相当やばいみたいです。試験勉強のため、吉野会大会参加にストップがかかっちゃいました。吉野回大会は太一のみが参加することに。
「準優勝2回でも普通A級に昇級できる」
前回の新の埼玉大会結果表を見たときの反応、前回の時点ではちょっとわかりにくかったのですがこういうわけだったのですね。太一の場合、一般基準としては昇級条件クリアだけど所属かるた会の方針で「B級優勝者のみA級昇格」ということみたいです。この辺はちょっと難しいですね。
で、新は太一が昇級できたものと考えて「今日、太一はA級で出ると思ってたんや」と。これは対戦機会を期待してたということでしょうし、太一にとっては重い言葉だっただろうね。もっとも、本来なら千早も参加予定だったわけで、彼女が出ていない方がより残念な事だったかも知れませんが。
そんなこんなで太一は好調だったのも一変、3回戦敗退。到着直後に青ざめる千早が可愛いw
本人は新のせいではないようなこと言ってたけど、やっぱり精神的影響大きかっただろうね。
新は白波会のエース・坪口さんと対戦し接戦の末に敗退。
複雑な感情で新に話しかける太一とは対照的に、声をかけるよりも先にノートにひたすら気づいたことを書き綴る千早。やはり学ぶべきことが多い存在なんでしょうね。そして、新をクイーンと重ねてみているところも...。新のかるたを「水」として表現していましたが、それが冒頭の問いのヒントになったりするのかなぁ。
で、テスト勉強のほうは駒野先生の力と千早の集中力でなんとか大丈夫...だよね?
机くんの名言っぽいお言葉(と太一の努力)はとっても響きました。
太一は原田先生からの「特例昇格し東日本予選参戦」の話を蹴って、「逃げない奴」になることを選択。
「賭けてから言いなさい」とか言われてた頃とはずいぶん変わったよね。周りが上(名人・クイーン)を見ている中で焦る気持ちもあるだろうに、カッコイイ選択をしたと思います。
ちょっとだけでしたが、久々に実戦モードの新が見られましたね。
3人の中での微妙な恋愛要素も動き出した感じで、今後がまた楽しみです~。