11年8月11日から14日まで、中国・北京に行ったときの旅行記その5です。
過去記事はこちら→
その1・
その2・
その3・
その4 今回の記事は旅行3日目の8月13日、万里の長城(慕田峪長城)へ行ったときのネタの後編でございます。

前回の記事でゴンドラで上に登ってきたところまで書いたのですが、この画像でいうと真ん中に書いてあるゴンドラで左上方向の14番付近に来たという感じになります。
本当なら端から端まで制覇したいところですが、あまりに蒸し暑いのと疲労の不安もあったので今回は左端に行くのは諦めて右側6番付近にあるスライダー(滑り台をそりで下る)乗り場をとりあえず目指しつつ、体力的に余裕があったら右端まで行ってみよう、ということでルート方針を決定。

これは左ルート側の景色です。天気が良かったら無理してでも行ってみようと思っていたかも知れないけどこの日はあいにくの天気で、見晴らしも期待できませんし無理することもないなと思いパスしました。見た目は涼しげですが、かなーり蒸し暑いです。

それでは右側の方へ...。穴場で、時期によってはガラガラだという話もあったのですが、僕が行ったときは夏休みシーズンだからか意外に観光客がたくさんいるなーと思いました。
中国人も多かったですがヨーロッパ人も多かったです。年齢もさまざま。

上ったり下ったりしながら、1時間ちょいでリフト&スライダーの乗り場付近に到着。
時間がない人や体力不足だけど楽しみたいって人はこのゴンドラ-リフト間の散歩がちょうど良いかも知れないですね。
パラソルのようなのが写ってますけど、飲み物売りの人がいます。ここだけじゃなく、ある程度の距離ごとにいました。もし散歩中に切れたら利用すると良いですけど、さすがにお値段は高めらしい(僕は水を持って行っていたので利用せず)。
そこそこ疲れましたけど思ったよりも全然体力が余ってたので、このまま右端まで行ってみることにしました。

山の上に見える楼が慕田峪長城の右端です。
一旦下って、最後は急激な上り坂になっています。それにしてもこの電柱は邪魔だな...。

実際はものすごい急な階段なんですけど、写真だと伝わりにくいかも知れないですね...。
モモ筋が大変でしたが休み休みしつつ登り切り、やっと上の楼に到着した!と思ったらここは一個手前の楼でした。

気を取り直してもうひと頑張り、今度こそようやく一番上の楼に到着しました!
この楼より先は行き止まり(進入禁止)になっています。
急な階段を上りきったのと端まで来られたことでの満足感がなんともいえませんでした。

頂上の楼は霧が濃くあまり眺望が良くなかったので、少し下りてきたところからの写真。
もうちょっと天気が良かったらな-。まあこれはこれで雰囲気あるけど。

看板発見。これでいうと14からスタートして6までが約1時間ちょっと、6から1までが40分くらい、そして6まで戻るのに30分くらい、といった感じでした。あまり急がず休み休み景色見たりのんびり写真撮りながらな感じでの時間です。だいたい2時間ちょいのコースですかね。スタート時に左端に行ってたらさらにもう1時間以上はかかるんだろうなぁ。
帰りはぜひスライダーという滑り台をそりにのって下っていくやつをやりたかったんですけど、スライダー乗り場は長蛇の列。しかも全然進んでいかず、このままだと乗るまで一時間以上かかるんじゃねーかと思うくらいの捌けの悪さ。当然、列は立ちっぱなし。チケットを買ってしばらく並んでいたのですが、疲れてたし早く下に戻りたかったのでスライダーは諦め、リフトで下りることにしました。チケットは「交換」とメモ用紙に書いて売り場に見せて、駄目ならチケット買い増しでも良いかなと思ったけど無事交換してくれました。差額も返金してくれました。

スライダーが長蛇の列だったのに比べてリフトで下りる人は少ないようでした。もっとも、こっちはどんどん捌けますからね。
下りながら、スライダーの様子が見えました。楽しそうだな、すいてれば絶対あっちなんだけどなーと思いながらも、リフトも楽ちんだったのでまあいっかなと納得してました。
あとはお土産通りを抜け駐車場に戻り、しばらく待って14時発の行きと同じ867路バスで帰りました。
待ってる間に白タク的な呼び込みがけっこうあり、数人の乗り合いで近くの懐柔(ハイロウ)というバス停まで乗せていくと言っていました。そこからだとここより断然バスの本数が多いらしいので、早く帰りたい人はそれ利用でもいいのかも。僕はせっかくだからとことん安く済ませようと、予定通りのバス待ちです。
で、バスが来てからがまた壮絶でした。そこそこの人数が待っていて、乗り込むときはまさに醜い戦争。中国では列とか順番なんて関係なくどんどん横から入ってこようとするので、僕も体を張って乗り込み、なんとか席を確保しました。
帰りのバスもおよそ2時間30分くらいだったかな。
今度は終点の東直門まで行かず、手前の三元橋という駅で降りました。なぜならば、そのあとに行きたいところがあって、そのためには三元橋の方が行きやすかったからです...。
と、長くなりましたが今回はこの辺で。
その6に続く!