異国迷路のクロワーゼ The Animation 第12話、「屋根の上の猫」。
原作未読です。
早いもので、今回で最終回です。
クロードの仕事場から外に行っていろと言われていなくなった湯音を心配し探す...という話でした。
結局クロードが見つけ、親父の事を湯音に話し、同じく湯音を探していたギャルリの人々に迎えられてハッピーエンド。まあハッピーエンドといっても一時的というかストーリー的には途中(というか序盤?)でしかないような印象があるのですが、最後はギャルリに馴染んだ湯音を見せて「ギャルリの家族になれた」というところに落ち着いたようです。とりあえず無難かついい最終回だったのではないかと思います。
クロードは父・ジャンへの想い、事故の際の無力感や手袋の話を湯音に話す。
クロードの父・ジャンはグランマガザンでの仕事中に事故で亡くなったということでした。ギャルリの敵だから嫌ってたのかと思ってましたが、そんな因縁があったんですね。それで、湯音が行こうとするのを反対していたと。しかし、今度一緒にグランマガザンへ行って父親の話をちゃんとすると約束していました。
クロードはこういった話をこれまで避けてきましたし今回も最初はそう思っていたようですが、屋根上での湯音の落下をきっかけに、前回オスカーに指摘されたことを踏まえてちゃんと湯音と向き合う覚悟を持ったのだと思います。
出迎えたオスカーが冷やかしたのは、単にお姫様抱っこの事だけでなくそういう部分を感じ取ったのかも知れないですね。また「家出じゃなかったみたいね」と軽く残念がっていたアリスも二人のそういう繋がりを感じていたのかも。
ギャルリの人々だけでなく視聴者の心も安心させ和ませてくれた湯音ともこれでお別れですね。
とても綺麗で雰囲気のいい作品でした、楽しませていただきありがとうございました。