大正野球娘。 第5話、「花や蝶やと駆ける日々」。
小説・コミックともに未読です。
練習着も揃い、いよいよ朝香中に勝つための練習が始まります。再び9人揃うまでは基礎体力トレーニングとのことで、ひたすらランニング...。
度々出てきたけど走り込みでぶっ倒れている図がシュールでいいね。朝も疲れが残ってしまっているようで、みんな机に伏せてぐったり。タマちゃんはまだ普通にしてるものの、雪さんまで伏せちゃってますよ。
乃枝の提案で、戦術的観点での人選として足の速い人を探すことに。情報を求め新聞部へ...。記子のリアクションが良すぎですw
陸上部の様子を見ていて、途中で追い抜かれてしまった方の女の子、菊坂胡蝶に目を付ける乃枝。その理由はすぐにピンと来ますよね。乃枝が胡蝶の才能を誉めて勧誘しますが、自分は足など速く無い、と逃げられてしまいます。どうやら陸上部では彼女の評価は高くなく、自信を持てないでいるようですね。ちなみにこの胡蝶さん、1話で既に登場してて、鏡子と一緒に蝶を追いかけてます。今回の話でも鏡子とは仲良さそうでした。同室の友達なんですね。
足の速い子が入ってくれないなら自分たちが速くなればと考え出すメンバーたち。小梅が"専門家"からヒントを得、人力車トレーニングを導入。雪さんの重さネタも面白かったですし、ちょっと無茶しすぎの競争もなかなかの迫力。オチはやっぱりあの先生に怒られるんですねw
毎日ヘロヘロの小梅の様子、さすがに親父さんが不審に思ってます。「こりゃ例の話、ぼちぼち切りだす頃合いだな」って...何でしょう、気になります。
あらためてもう一度胡蝶を勧誘する乃枝たち。
「あなたは速いわ」「信じられないのなら、ちょっと試してみない?」
盗塁をしてもらう。最初の見本はタマちゃんかな?人力車の時は速そうでしたが、この盗塁は間に合わず。で、胡蝶がやってみると、凄い速さで駆け抜けてセーフ。すごい、とみんなで賞賛。ここで乃枝が勧誘の理由を話します。わかりきってましたがスタートダッシュに惚れたんですね。100m持たなくていい、塁間の距離での圧倒的なスピードが魅力だったと。
「あなたは絶対に野球に向いているわ」「私達にはあなたが必要なの!」
みんなの言葉は響いたようですが胡蝶はまだ迷っているようで、また逃げられてしまいます。
胡蝶が一番反応していたのは、鏡子が巴に言われたという「あなたが必要」という言葉。そして、自分にも「あなたが必要」と言ってくれる人たちがいた。陸上ではリレーのメンバー落ちになりそうで自信喪失な一方、野球の櫻花會では一緒にやりましょうとか必要とか言ってくれるわけで、これは心揺れますよね...。
「一つのドアが閉まると、他のドアが開く」「必ず何かのドアは開かれている」アンナ先生の授業での言葉でついに決心、胡蝶は陸上部を退部し櫻花會へ入会しました。これで再び人数が揃いました!
ということでやっと通常練習に、と思ったら「それではランニング開始!」「当分の間基礎練習を続けマース」
一同「( ゚д゚)ポカーン」としたところでED突入、なんともいい終わり方だw
野球でもなんでも、基礎体力がなけりゃ話にならないですからね。アンナ先生の言うことはもっともです。確かにつまらないですしキツいでしょうけど、前回覚悟を示した以上頑張ってやらなきゃですね。