ARIA The NATURAL 第12話。今回は久々の2本立てですね。
まずは前半Aパート、「その 逃げ水を追って・・・」。
7話に続いてケットシー&猫世界がらみの不思議話でした。
7話の時もそうでしたがこの手の話は感想が難しい。というか、読み取るのが難しいです。原作だと理解しやすいのかなぁ?
前振りのキーワードを拾うと
蜃気楼、猫は涼しい場所を見つけるのが得意、こう暑いと(中略)夢現にまどろんじゃう...といったところでしょうか。
そして、買い物中の灯里はあまりの暑さに意識朦朧となり猫世界に迷い込んでしまうわけですが。
場面の節目に
夜光鈴の音が重要な役目を果たしているような、いないような。最初に違和感を感じたときも音がしたし、喫茶店が現れる時にも鳴っている。ちなみに喫茶店の中でも鳴っているようです。
その猫世界の喫茶店。7話ではアリア社長を尾行して面白半分に猫世界を覗こうとしたため辿り着けなかった灯里ですが、今回は「いらっしゃい、ようこそ」と迎えられていますね。
オカマ口調のマスターが言うにはここは猫の避暑の隠れ家で、「
本当は人間が決して追いついてはいけない場所」とのこと。
店を出ると人間世界、猫の喫茶店はなくボロボロの建物が...。時間もほとんど経っていないようで。でも「夢じゃないよ」と言わんばかりにアリア社長がストローを咥えています。
「とっても暑いから、猫さんたちが灯里さんをこっそり招いてくれたのかもね」それにしてもこのアイちゃんコメントは的確だこと。
やはり7話と絡めて考えると、猫世界は基本的に人間不可の猫のコミュニティ。でも灯里のことは気に入っていて、不純な動機がなければほんの少しだけは猫世界に招いてくれるようですね。
そして後半、Bパート「その 夜光鈴の光は・・・」。
Aパートでの夜光鈴は、まだ始まってないはずの市場や場面の節目の音など不思議世界の象徴的な扱いでしたがこのBパートは現実的ですね。ちゃんと市場も始まってましたし。
あらすじとしては灯里が市場でピンクの夜光鈴に一目惚れし購入、毎夜のティータイムのお供をはじめとしてずっと身近に過ごすがやがてその光も寿命に...。という感じなんですけど、その
夜光鈴と共に過ごした日々が駆け足ながらもしっかり描写されていてお別れの時の感動に繋がっていくわけですねぇ。またこのときのBGM(マンドリンですかね?)がとても良い感じなのも忘れてはいけません。
切なイイ話でした。
欲を言えば、もっと夜光鈴と過ごす日々のエピソードに深みがあればより感動できたのでは...とも思いますがね。
ちょっと長くなってしまった...。
(まだよく理解できてないので上手くまとまってないですね...)
読んでいただいた方ありがとうございます。
タントグラーッツィェ!
*大ボケかましてました、猫世界の話は5話じゃなく7話でしたよね。
間違いを修正しました。