今日はクラシックの演奏会に行ってきます。
以前書いたんですけど
ヴァンスカ指揮、フィンランド・ラハティ交響楽団の演奏会です。
昨日夜更かししたので睡眠不足なんですが、眠っちゃわないようにしないとな...。メインのシベリウス交響曲5番は本当に楽しみですからね。
そういやグリーグのピアコン予習(予聴?)すっかり忘れてた。
帰ってきたら感想書こうと思います。といってもスコア持ってないのであまり詳しくは書けませんが...。
聞いてまいりました!
まず言わせてもらいたい、行ってよかった!素晴らしい演奏会でした。
前プロのタピオラから、力みのないすごく渋い演奏でした。特に過剰に盛り上げるでもなくロマンチックになるでもなく、なんていったらいいのかいい意味で純朴な演奏。完全に自分の持ち曲、というくらい落ち着いた演奏だった気がします。
グリーグは未聴のはずだったけど聴いたことある曲というか冒頭でした。実はTVで使われるような有名曲だったんだなぁ。始まった瞬間この曲がそうだったのか、とニヤっとしてしまいました。出来の善し悪しはわかりませんが、ゾクッとくるようなところもありましたし素敵な演奏でした。
ピアノ独奏によるアンコール2曲、そして休憩を挟みいよいよメインのシベリウス交響曲第5番。冒頭のホルン、そして木管...。響きがとってもよくって、いきなりシベリウスの世界に引き込まれるような感じがしましたよ。この曲は本当にさわやかで、暖かくて、綺麗で、格好良くって...とにかく大好きです。もう本当に名演でした。感動しました。その後、アンコールは4曲もやってくれました。中には有名な「悲しきワルツ」もあったり。他3曲は知らない曲でしたが、どれも耳なじみの良い素敵な曲でした。
ヴァンスカ&ラハティといえば弱音の演奏の美しさがよく言われます。これを身をもって体験しました。ホールの静寂の中、とっても美しい弱音による演奏。最弱音なのに音が痩せることなくしっかり艶やかに歌わせる弦楽器群はすごく印象に残りました。管楽器で印象的なのは特にホルンかな。ソロもハーモニーもすごく柔らかくっていい音でした。個人的には当然オーボエにも注目してたんですが、自分の位置的に音があまり飛んでこなくって芯のない空気的な音になっちゃってまして。正面で聴けたらなぁと思ってしまいましたが3千円のLA席なので贅沢は言えません。っていうか3千円は破格すぎますね。超名演のシベ5が聴けるのですから...。本当に大げさでなく素晴らしい演奏です。鳥肌ものですよ。
まだ明日以降に東京・札幌・山口と3公演あるので聴きに行く方はお楽しみに!余りチケまだあるかわかりませんが当日券が出るかもしれませんのでシベリウス好きはぜひ聴きに行くべし。